ユーキの鈴がリンリンリン

2019ミス電通大のやばい記事。Twitter→@Heart_relation

思いつきでサークル参加する方法

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みなさんこんばんは。只今実家の新潟に帰省してきています。

写真はほたてです。

僕とは関係ありません。

 

今回は先日開催されたC94、夏コミについてお話します。

 

まず今回僕は初のコミケ参戦でサークル参加させて頂いた訳ですが、見切り発車での企画立ち上げからそれは始まりました。

なんだかんだ言って2時間半で300部完売という嬉しい結果を頂けたので終わりよければすべてよしみたいな感じですね。ありがとうございました。

 

それはさておき、夏コミ終わった後のTwitterのTLを眺めると、「サークル参加したいわね」という声が多く見られました。

 

ならしよう。

 

したいならすればええやん。

俺はそうしたけど、君は?

 

今回はそんなみんなの背中を後押しするような内容として、いかに突発的サークル参加を実現したか、軽く書きたいと思います。

 

企画立ち上げ

今回僕は合同誌の企画を立ち上げてみました。

そもそも事の始まりは、とある方の「〇〇ちゃんの合同誌出ないの?」という軽いツイート。

それを見て、「じゃあ出すか〜w」とツイプラを設立。ここまでの思考時間コンマ数秒

 

その企画を立ち上げたのはまだ9月で、参加申込の時間的にも参加できるのが夏コミだったため、募集期間は1ヶ月以上設けていました。

「身内が数人集まればいいな〜」と思っていて、実際参加者も募集を締切る数日前まではチラホラだったのでこんなものかと。

ただし全くそんな事では終わらず、募集最終日に参加人数は爆上がりして27人に。中には界隈の重鎮さんも顔を並べていて震えたのを覚えています。

(締切後も参加者は増えて最大時には30人にまで達しました。後日都合等で最終的に28人になりました)

思いつきで立ち上げると、取り返しのつかないことになります。覚悟は決めよう

 

準備

さて、めっちゃ人数も集まったので張り切って企画を進めました。

参加者同士のコミュニケーションにはdiscordを使いました。discordを知らない人にも無理やり始めさせました。スマホPC両方で使えるツールがいいよね!

今回は合同誌だったので、参加者の皆さんには、「イラストを1枚お願いします」とだけ伝え、自由にやってもらいました。

嘘です。しっかりと詳細まで伝えた方が、かえって参加者の方々も嬉しいと思います。

僕の場合、

  • イラストを1枚お願いした
  • 提出場所、フォーマットの指定
  • 締切の提示

とまあこれでもざっくりはしてますね。これくらいを伝えて、あとはのんびりしてました。

募集が大分早かったこともあり、締切には大分余裕を持たせました。僕も締切の1ヶ月前くらいには描き終えたよ

 

他には、

も参加者の中から募集させてもらいました。お二人共素敵なデザインにして頂けて有難い限りでした。

 

そんな中、主催として僕が1人で進めていたことは、

  • 参加申込書類の作成、提出

サークル参加のための申込用紙はどっかで売ってます。僕は通販で買った気がします

この申込用紙だったり参加申込には費用がかかるのですが、これは僕が1人で負担しました。まあ多少はね?

 

  • 印刷所の下調べ

世の中にはたくさんの印刷所さんが存在します。今回僕が選んだ印刷所さんは最終的には参加者の皆さんと話し合って別の場所になったのですが、資料の請求とか意外と大事です。やっておきたい

 

  • Twitter宣伝用アカウントの作成

僕以外もいじれる様に、パスワードは参加者のみんなで共有しました。ほかの人には結局数回しか使われなかったけどね

これも意外と大切。宣伝はしような

アイコンは暇な時に勝手に自分で描きました

 

とまあ初めのうちはやる事は少ないです。僕も途中では企画自体忘却の彼方だったりしました

 

締切が近くなってきたよ

はい。近くなってきました。ここからは割と大忙しでした。そんなでもなかったかも

 

  • 提出された原稿の確認

人間だもの、間違いはあるよ

指定したフォーマットに従ってない提出だとか、獣耳っ娘のしっぽを描き忘れてるよだとか、いろいろなミスがあります。直してもらいました。

今回は表紙担当の方にダブルチェックをお願いしました。自分の気づかなかったミスが意外とボロボロ出てくるので、これも大切です。

 

  • 使用許可

著作物なので一応権利は尊重しましょう。表紙デザインが今回は全員の原稿を使うものだったので、使用許可は一人一人頂きました。

 

  • 未提出者への催促

一番大変でした。参加者にも都合があるから仕方の無い事です。絶対に締切には提出出来ない方が出てきます。これも見据えて締切は設定しましょう。

参考までに、今回は締切から1ヶ月後にようやく原稿が揃いました。

 

  • 印刷部数の決定

Twitterの反響等を見て、どれくらい刷るか決めました。割とざっくり決めたような気もするけど、委託とか今後の展開をするかどうかでだいぶ変わってくるので結構話し合いました。

 

原稿が揃ってから

ここからは主催大忙しです。

 

  • 提出データの作成

印刷所さんに印刷を依頼するにあたって、提出様式に従った形に原稿を編集する必要があります。

目次や自己紹介ページ、あとがき等自分でデザインを作る仕事もあります。

そういうものに使う素材は、僕の場合クレジット表記の要らない利用が楽なものを使わせて頂きました。

参加者の原稿を引き立たせつつも魅力で負けないようなレイアウトを頑張って作りました。

提出の際にはpsd形式のファイルが一般的になるので、それが弄れるソフトは欲しい

 

  • 印刷費の徴収

今回は参加者全員で印刷費を割勘する事になっていたので、全員から僕の銀行口座に振り込んでもらいました。本名が全員にバレるよ!

お金の関わることは大切に。

 

僕は今回集金が間に合わなくて印刷所さんにお願いして支払期限を少しだけ延ばしてもらいました。もっと余裕を持って集めたいものですが、費用が確定するのが注文後なのでなかなか難しい。立て替える余裕も欲しいですね

 

当日直前

さていよいよ当日に向けた準備を。

 

  • 売り子さんの募集

1人で全部やるのは無理だよ。当日お手伝いしてもらえる人を募集しました。

サークルチケットは3枚もらえるので、2人募集しました。彼らのおかげで僕は買い物が出来ました(クズ)

 

  • 打ち上げの企画

みんな大好き打ち上げ。今回は主催たる僕が打ち上げに参加出来ないとかいうやべえ事になったため、企画は別の方にお願いしてました。僕も行きたかったわ

 

  • 参加者のスペースの確認

参加者の皆さんには挨拶回りや献本をしたかったので、どの参加者がどのスペースにいるのかチェックしました。

幸い、界隈の島があるのでほとんどは近場に固まってくれています。

 

  • 設営グッズの購入

いろんなサイトを参考にして、どんな展示にしようか楽しみながら作りました。いろいろな物が100均で揃うので、これは2,3000円程で揃いました。これも全て自費で

 

  • お釣りの用意

今回は頒布値段が1000円だったから意味は為さなかったけど、万が一の為に2,3回お釣りが出せるような状態にはしておきたいものです

 

当日

当日になりました。前日は緊張と楽しみで眠れなかったよ

 

  • 売り子さんとの合流

今回は僕がサクチケを持ってたので、全員で集まってから入場せねばなりませんでした。

人混みの中で人を探すのは大変でした。それだけ

 

  • 自スペースへ

隣の方や近くの方には挨拶をしましょうね。ここで自分の中で架空の存在だった神絵師達が確かに現世に存在する事が明らかになりました。

 

  • スペースの設営

グッズ買った時に想定してた形にするだけです。たのしい

それと、取り置き分や参加者への献本分はこの時にしっかり別で置いておきましょう

 

  • 挨拶回り

先程言った通り参加者や知り合いに挨拶に行きました。コミュ障なので会話をするのは難しいかったです。

 

  • 開場後

ただひたすら売るだけです。中にはフォロワーさんとか知り合いが来てくれます。楽しくおしゃべりも程々に、混雑だけはしないよう気をつけましょう

受け取ったお金やお釣りの確認も一応入念にしました。

 

最終的には先程言った通り、わずか2時間半で用意した300部が完売しました。嬉しい限りです。全員で作り上げた本が売れていくのはほんとうに気持ちが良かったです。

 

終わった後

主催にはまだまだ仕事が残っています。

 

  • 出納帳の作成

同人活動とはいえ、商売をするわけなので、税務署からつっこまれる事があるそうです。

そこで脱税のうたがいをかけられないためにも、収支はしっかりとまとめておきました

 

  • 売上の計上

大量の1000円札を1枚1枚数えました。

今って自分で数えてからじゃないと銀行で扱ってもらえないらしいので注意してください。

今回は数えた数と実際が1枚違くて悲しかった

 

  • 売上の分配

印刷費が割勘だったので、売上も分配します。今これを書いてる地点ではまだまだ分配しきれていないけれども、これもお金に関わることなので丁寧に行いましょう。

 

  • 献本

これも今これを書いてる地点では全く進んでいないけれど、会場へ来られなかった方にしっかりと郵送で献本を。僕はこれから頑張ります

 

 

ーーーとまあ大雑把に覚えてる範囲ではこんな仕事がありました。

めっちゃくちゃ無知の状態から始めたにも関わらず、しっかりと仕事ができた(ミスも多かった)のは、合同企画で周りからのフォローもあったお陰です。

 

こんな僕でもできたのだから、みんなもできる!さあサークル参加しよう。

正直コミケに魅力を感じていなかった僕でも、

めちゃくちゃ楽しかったです。

モチベーションだだ上がりです。今現在次にサークル参加するサクカ描いてます。

 

僕の座右の銘(?)である「やりたいならやれ」をしっかりと実行できたいい経験でした。

 

段取りは話せたし、次は買ったものとか用意したものとか、具体的にどんな準備したか話したいなあとは思ってるけど、そのへんは需要があれば。

 

サークル参加したいけどアレが分からんとかいう人は、是非僕に。

見切り発車で突っ込んだ僕がそんな視点で教えちゃいます。

 

あー、早く次のコミケになってくれ。