ユーキの鈴がリンリンリン

2019ミス電通大のやばい記事。Twitter→@Heart_relation

2018年度調布祭ミスコン企画の反省と考察(適当)

甘いものが食べたい。電通大の二宮飛鳥こと私です。

 

調布祭から既に2週間余りが経過し、記憶も半分薄れつつある今日です。

そう言って思い出したけどビンゴ大会で当てたクルーズ旅行、どうしようかね。

 

話がすぐに脱線する癖があるので早速本題に入りたいのですが、内容については題名の通りです。

 

今年のミスコン企画も予選敗退という結果で終わりました。

 

応援していただいた友人(と家族も来ていた)には大変申し訳ない不甲斐ない結果でした。

 

今回の記事は、先日届いた演技の採点結果も踏まえたうえで今回の我々の舞台へのストーリーについて振り返っていこうと思います。

 

おしながき

 

準備期間

 

 

 

29年度内

 

僕がミスコンの準備を始めたのは12月です。12月

準備と言ってもそう言っていいか分からないものではあるけども。

昨年の調布祭が終わって1,2週間で、「来年はデレマスのCo路線を攻めよう」という構想ができており、中でも僕のCo担当である飛鳥ちゃんがやりたかったため、「相方(蘭子ちゃん)を見つけてダークイルミネイトをやろう」という決意が出来上がったのがその辺の時期です。

ミスコンの打ち上げ(12月後半辺り?)で蘭子ちゃん募集したのが記憶に新しい

 

とはいえ少子高齢化が囁かれるミスコンの舞台。そう簡単に新しく参加してくれる人が見つかるわけもなく、1,2月までフワフワした時期を過ごしておりました。

 

 

相方が見つかったのはもう忘れたけどたしか3月。(帰省してた時なのは覚えてるので多分3月)

Twitterでなんとなくミスコンの話をしてたら前川さんが食いついてくれました。

ただし彼はミスコンにはもちろん未出場、加えてデレマスへの知見もなし。

 

極めつけに彼の口から出た言葉は「何か踊れれば何でもいい」でした。

 

今だから言うけども。その言葉を聞いたとき、僕は彼と組むのを躊躇いました。(本人読んでたらごめんね。言い訳はするからちゃんと最後まで読んで)

僕が負けず嫌いなのは皆さんご存知でしょう。ですから、「勝つこと」にこだわりを持っていた僕にとって、その心意気の相方と舞台に立つことは厳しく感じました。

 

ただ僕は最終的に彼に、一緒に舞台に立つことをお願いしました。

彼に舞台に立って演技をすることに関してはやる気があったことは確か(上から目線)ですし、何より他に人がいなかったからです。

この数行から分かる通り、思ったことは何でも言いたい人なので、気の知れた友人と出場できれば互いに改善点も補い合えると思いました。

 

…この後、まずは相方の意識改革(洗脳ともいう)から始めました。 

 (半年間デレステやろうねって言ってたのに結局やってくれなかったね)

 

また、今回は照明にも凝りたいということで、照明係としてジョニーくんにも手伝ってもらうことになりました。

 

進級後

 

我が大学のいい点と言えば、1→2年時には留年がないこと。無事に進級できました。

さて、この辺りで我々は既にダンスの練習を始めていました。

最初のうちは個人練習だったのですが、当初の曲目は、

Trancing Pulse

双翼の独奏歌

Love∞Destiny

Tulip

Yes! Party Time

でした。前半2曲はやりたい曲だったから本番まで変わりませんでしたが、後半の3曲は直前まで揺れまくってました。

 

練習について特に語ることはないです。この期間中はただひたすら動きを覚えることに徹していました。

 

また、前にも書いた通り、相方がミスコン初出場であったため、(たかが)ミスコン歴1年の僕が、ミスコンにおいて必要な要素(審査基準だとか、去年叱られたことだとか)をまとめてスライドを作ったりしました。そこで二人には、ミスコンというものについて少しでも知ってもらおうということです。

今思うと何やってんだww

 

夏休み期間中

 

この辺りから本格的に練習を始めました。

近所の公園(人通りはあったものの、いい感じの環境でした。少しホラーチックな照明付き)に集まって、動画を取って動きを研究したり。

この地点ではまだ「ミスコンでの演技」たるダンスが互いに出来上がっていなかったため、僕は女性投稿者の踊ってみた等で女性らしさを研究したりしてました。

 

そして来る8月31日、デレステのイベント「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」の開幕です。

 

この曲のMVを見た僕、感動。

「自分の足で歩け シンデレラ」

「夢は人に託すな」

 

(床になるぼく)

 

ダンスもめちゃくちゃカッコよかったので、この曲取り入れようと決意しました。

元から何かしら新しめの曲をやりたい気持ちはあったのでちょうどよかったですね!

そこでリストラされたのはYPTでした。

盛り上がるかな~と思って採用したこの曲ですが、昨年一昨年と優勝者が使用しており、マンネリにもつながるかな~というのが理由の一つ。

もう一つとしては、単にCo路線という方針とズレてるなというもの。

ただ軽く練習はしてあるので、どこかしらで踊りたい気持ちはあります(今踊ろうとしたけどほとんど忘れてました)。

 

(あとこの辺りに新潟の友人から使わなくなった化粧品をもらい、化粧の練習をしてました)

 

10月

気づけばもうミスコンまで2か月ないというところ。

この時期から週2でとある場所*1で練習を始めました。(なぜか忘れたけどこの辺でいつの間にかラブデスが咲いてジュエルになってました)

動きもそろそろ覚えたので、ミスコンへの練習を開始。

このころから僕は相方にかなり酷いことばかり言っていました。今のうちに言っておくけど本当にごめんね…

研究の成果もあり自分の中では女性らしい演技が完成しつつあり、それ近づいてもらうべくかなり頻繁に指導をしていました。

 

後に参考にしていた踊り手さんに動画中で褒められたのが僕ではなく相方だったので、今思い返せばあれはただの僕の価値観の押し売りだったように思います。

 

僕が特に意識していたのは、

・腰の動き(最重要!)

 女性踊り手さんを見ていると、腰がグルングルン動いていました。

 スカートがヒラヒラしているだけで可愛いものです。

 僕はこれを相方に一日100回くらい言ってました。

 

・脚のポジション(重要)

 内股と脚を揃えること。これらがおざなりになるだけで一気に男が出てきました。

 本番のビデオを振り返ると、僕はこれができていませんでした。それについては本番編で語ります

 

・笑顔(重要)

 これは僕が去年褒めてもらった要素でした。

 「ユーキくんの笑顔はほかの誰より輝いていた」と(脚色アリ)。

 可愛い女の子はよく笑います。

 

・動きの適度なキレ

 ダンスにおける重要な意識として、「初動を早く、後は慣性で動かし、ピタッと止める」といった感じのものがあるそうです。それを意識しつつ、キレが良すぎて男が出ないように心がけました。

 

これらの要素です。これを相方の耳にタコができるほど指導してました。自分を棚に上げて。

 

 

また、この辺りから台本も考え始めました。

この時特に課題になったのが「熊本弁」です。やみのま!

この辺りについては、過去の蘭子ちゃん経験者さんと相談をして(実は相談自体はそれこそ2,3月の地点で行われていた)対策をしました。

電通大お馴染みの落単事情を題材に、誰にもわかりやすく、ミスコンでしかできない必然性を備えたテーマを。

結果として茶番の受けはまあまあ良かったように思えます。単位ください*2

 

11月

 

いよいよ本番までのカウントダウンといったところ。焦りが出始めます。

ここから週3で練習を始め、実はそのうち水曜日はI contactのしのくんと一緒に練習をしてました。(3,4回一緒に練習したけど、本番まで何やるか分かりませんでした)

 

動きも身に付き、先ほど挙げた要素についてもだんだんと仕上がってきたころです。

この辺りから運営さんとの打ち合わせとかもありました。(打ち合わせ一回ブッチしたのは本当に申し訳なく思っています。)

印象的だったのは、打ち合わせの時に担当さんの手がめっちゃ震えてたこと。コワクナイヨ

この辺りは正直僕はフワフワしてたのですが、それを変えてくれたのは照明担当のジョニー君。

 

ぼく(ふわふわしつつスマホをいじる)

ョ「(LINEで)照明案作ったんだけど確認して」

 

照明案を見た僕、鳥肌が立つ。

僕なんかよりもよほど舞台と真摯に向き合い、舞台に華を添えるべく真剣に

案を練ってくれていました。

それを見て僕も意識が変わりました。この照明に負けないよう最高の演技をしようと練習をしました。

 

本番の前日辺りにはいてもたってもいられなくて深夜の公園に飛び出してヒラヒラ踊ったりしてました。よく風邪ひかなかったな

 

本番

 

暇だったのでコスして4時間くらい宣伝しながら大学を練り歩いていました。

そんな中で幼い子供から

「何着てるの?www」「なにしてんの?www」

などと言われつつも、大勢の方から

「かわいい!」「スタイルいいね」「脚長い!」「飛鳥ちゃんだ!!」

などと声をかけて頂きました。

「学校案内に載せてもいいですかね!?」と写真を撮られる場面も。一体どんな紹介をするんだ…

(あとついでに職場(塾)の生徒ともすれ違いました。バレてるのか…?)

 

本番の様子についてはいろいろな方が記事だとかツイートにしてくださってるので割愛します。

 

また演技の振り返りもこの後にします。

 

結果は予選落ち。舞台上では笑顔で決勝進出者を祝福するものの、やはり悔しいものでした。舞台を降りた僕は母親から声を掛けられるも反応する余裕もなく控室に戻り、一人涙を流していました。

 

ほぼ1年間準備を続け、自分の中での正解を常に探し求めてここまで来て、それでもまだ届かない。その悔しさを、決勝の舞台を見ることなくただただ噛み締めました。

また相方の心を抉るカミングアウトで恐縮ですが、自分の中に大穴が開いていた影響もあり、この時ヘラヘラしていた相方に対しても腹が立っていました。それほど悔しさが止まりませんでした。

 

少し湿っぽい感じになってしまったので、可愛い画像でこの場を癒します。

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結果はカドワナルカ楽劇団さんの優勝。

この団体はサークルの先輩方の団体でもあり、僕が去年から惚れ込んでいる団体でもあるので、この優勝は自分のことのようにうれしく思います。(何様)

 

その方々から演技を褒めて頂き、その日初めて努力が報われた気がしました。

本当にありがとうございました。

 

演技に関する考察

 

 さて、ここからは来年の演技の練習のための資料としても用いるため、今年の演技について、先日頂いた採点結果を見ながら振り返ります。

 

まずは我々の今年の点数です。ジャン。

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各採点基準について覚えてる範囲で説明すると、

 

女装点…女装のクオリティ

パフォーマンス点…パフォーマンスの質

女子力点…女の子らしさ(女装点とは隔離された、女装以外の女装)

観客点…観客の心をどれだけ掴めるかどうか

 

多分こんな感じです。

 

それでは要素別に見ていきます。

 

女装点

めっちゃ自信ありました。

 

だって自分でも似合ってると思ったもん。飛鳥ちゃんだったもん。

 

ただ、周りの団体と比べてこちらの点数は低かったです。

やはり自分可愛さが出たのか。周りから見たらそんなにいいクオリティではなかったのか。と、少しやけくそです。

衣装合計で3万近くかかっていますし、クオリティに関しては僕は改善点はないと思っています。

 

ただ、思い返してみると改善点は多くあったような気はします。

・エクステがぼさぼさ

 なんででしょうね。めっちゃボサボサでした。

 

・メイクが下手

 もっと練習しておけばよかった。

 

・靴が合っていない

 間に合わせの靴だったのですか、少し衣装の印象とは違うかなぁと思いました。

 

もうあとはわからん。演技中に帽子が落ちたことに関しては審査員直々に「関係ない」と伺いました。

 

この要素はあくまで「女装のクオリティ」について見るもので、仕草などはかかわりのないはず。

衣装が悪いならそれは衣装を作ったところが悪い(とんだとばっちり)し、やはりメイクだとかウィッグで顔が隠れていたことが原因なのか。

 

自分の悪い点が見直せないのは考察としては良くないのですが、いかんせんマジで自分でも思い当たる節がありません。自惚れててごめんなさい

 

パフォーマンス点

 

こちらはまあまあ高めでした。やはりダンスに力を入れた点は評価されたようでうれしく思います。

 

自分の思う改善点としては、

・茶番の演技がショボい

 正直練習できていませんでした。ダンスに力を入れすぎてこっちがおろそかになっていたのは認めます。

 ダンス以外ももちろん大切なことをとことん思い知らされた今年でした。

 

・ステージがうまく使えていなかった

 TPについては、ほぼ動きのない曲であったため、2人立っていたことを考えてもステージが一杯に使えていなかったかと思います。

 双翼についても、こちらは多少動きがあったものの、やはり中心近くしか使えておらず、舞台の空白がちらちら目立つように思います。

 

来年は98%程を獲得できるような演技を目指します。

 

女子力点

これが今回予選落ちの決定打になってしまったかもしれません。

10点と配点は少ないものの、こちらで周りと大差を付けられています。

そもそも男性として20年弱生きてきた僕にとって女子力の定義があやふやなのですが、要はどれほど女の子っぽく振舞えるかなのでしょう。女の子っぽくってなんだ…

女の子らしい振舞い方というか演じ方については、準備編で話したことが大前提になってくると思います。

そんな中で悪かったものを挙げるならば、

 

・立ち姿が男

 特にこれは僕の話ですが、内股だとか、脚を揃えることが意識できていませんでした。あれほど注意したにも関わらず…

 

・仕草ができていない

 僕の場合、ずっと腕を組んでいました。飛鳥ちゃんってどんな立ち姿だろうな~って想像した結果至ったものです。ただそれだけ。

 髪いじるとかなんかその辺の(’伝われ)女の子らしい仕草だとかができていなかった気がします。

 

・笑顔

 これは僕の武器なのでまた相方を攻めることになってしまいますが()

 後日もらった舞台中の写真を見ると、

 

 …蘭子ちゃん終始真顔じゃないか!!

 

 脚の件を意識できていなかった僕が言えることではないですが、大切にしていたものが欠けるとやはり大きなダメージになるんだなぁと実感しました。

 

観客点

めっちゃ高かったです。

 

正直僕はこの観客点の採用は平等性の不安からずっと反対してたのですが、最終的にはこれに助けられました。

 

やはりデレマスというコンテンツは強く、オタクくんさぁが多いこの大学では特に人気があります。

加えてこのミスコン企画、とあるサークルの方々がコールを入れに来ることが多いのですが、そのサークルに知り合いが多くてたくさんの応援がもらえたことも高得点の要因なのかなぁと思います(最初に懸念していた平等性を自らが壊してしまった気がする)。

 

改善点を挙げる代わりに来年のために大切そうなことをまとめておくと、

・茶番+ダンスの王道構成はやはり掴みが良い

・新しいことを取り入れればなお強い(今年の優勝者、準優勝者のように)

・コールの入る曲は盛り上がる

・Tulipをやるとオタクがキスをする(これは何)

 

来年に向けて

ここまでだらだらとクソみたいな内容を続けてきましたが、そろそろ終わりに近づいてきました。

 

僕は、来年もこのミスコン企画が存続してくれれば、もちろん出場します。

絶対に優勝します。俺は言ったからな

言うだけとかじゃないです。宣言通り優勝します。

もし優勝しなかったら木の下に埋めてもらっても構わないよ!

 

今の地点で同じく出場宣言をしてくれている方が2名いるため、企画自体は成立してくれると思いますが、より熱いステージになるため、ここまで読んでくださった皆さんにもぜひ参加してもらいたいと思います。

こんな感じ↑で熱くなってる意識高い系の人もいるけど、楽しい所であることに変わりはありません。

サークルに所属していなくても、舞台に立ってスポットライトを浴びるチャンスです。めっちゃちやほやされます。

 

めっちゃ楽しいです。

 

どんな形でもいいんです。過去にはネタ枠としての出場や、ブレイクダンスを披露してくれたような出場者もいます。

 

出場するだけで最高の時間になることは僕が保証します。

 

もし面白くなかったら木の下に(ry

 

…まあ僕が優勝するので優勝を目指しての出場は諦めた方がいいですかね(嘘です。是非全力で戦い、楽しみましょう)。

 

来年の演技内容についてはまだ決まっていませんが、今年褒められた笑顔とダンスを武器に引っ提げ、世界中を驚かせる要素を詰め込んでみたいと思ってるので、暖かい目で見守っていただけると幸いです。

 

ついでに、今までこのミスコンではシンデレラガール総選挙のシンデレラ達が順に出場してるんですけど、菜々さんで出てくれる人はいないんですかね?僕にはできないのでお願いします。

 

謝辞

最後になりましたが、お世話になった方々にお礼を言ってこの記事を終わりにしたいです。もう2時間くらい書いてるや

 

前川さんちゃん

いや、蘭子…

ここまでボクの我儘に付き合ってもらって本当にありがとうございました。

情緒不安定ゆえに不機嫌な時も多々あったけれども、キレずに最後まで一緒やってくれたことは本当に嬉しいです。

今回二人で練習していく中でボクが前川さんから得たものも大きいので、それを活かして来年もこの舞台で会いましょう。

あと参加賞のフォーいつ渡せばいいんですかね。さらに参加賞のカラオケチケットも使ってみんなで騒ぎながらあの曲を踊りたいです。

 

舞台には立たなかったけれど、さっきも話した通り僕以上に舞台について考えてくれたことは本当に感謝しています。

特にやることもないのに公園での練習に付き合ってもらって虫よけになってくれたこともありがとうございました。あれほんとどうなってんだ

来年はソロで出場するので、今年見せてもらったノウハウを参考にさせていただきたいと思ってます。

カラオケ3人はメンバーが決まった。

 

しのちゃん

11月練習に付き合ってもらってありがとうございました。

今年のミスコン事情は見ててこちらが疲れました。イベント二つ梯子した後とは思えない元気なパフォーマンス、素晴らしかったです。あの後に演技ができてよかった!

あと脚が綺麗すぎるので、僕にその脚を分けてください。

来年からはもう出場しないらしいけども、三界大戦の血は僕が最後まで引き継ぐ(?)ので応援していただけると嬉しいです。

 

ゆずちゃんさん

当日控室に一番乗りだったことが思い出されます。早すぎるッピ!

実は不思議な縁(詳細については伏せておく)で割と前から顔見知りではありましたが、今回のミスコンでより関わることができて嬉しく思います。

演技はゆずちゃんさんらしく新しいもので感動しました。Twitterは予想外すぎた!

ところで、まだ写真と舞台同時優勝者がいないらしいのですが、もちろん来年狙いますよね???

 

カドワナルカ楽劇団ちゃんさん

↑無理やりすぎる

まずは、優勝おめでとうございます。

お二人の演技は周りを圧倒するもので、僕らのテント内も客席も全員が静かに見入っていたことが思い出されます。

僕も見た瞬間負けを確信しました。完敗です。

お二人の大切にしていたものが形になって見事に輝いていました。

語彙力無いから何も言えないけど本当に感動しました。

また、終了後に僕らの演技を褒めて頂いたことが本当に今回のミスコンの中で一番嬉しかったです。これがなければ来年へのモチベーションも湧かなかったかもしれません。

本当にありがとうございました。

 

ねいぴあちゃんさん

最初に、準優勝おめでとうございます。

無冠の年が無い事に関してはさすがとしか言いようがありません。

演技も流石目新しく、ギャグのセンスや写真撮影は笑わせてもらいました。

僕らの演技で感動して頂けたようで、僕らとしても嬉しく思います。ありがとうございました。

参加者全員が大きな壁として見ていたであろう方が今年で最後の出場となってしまうとなると、寂しい気持ちになります。

2年間ねいぴあちゃんさんから吸収させていただいたものを来年には120%発揮して勝ちに行きたいと思います。

 

ミスコン企画の方々

本当にお疲れさまでした。皆さんの尽力あってこそのミスコンであります。

上級生からのいちゃもんに嫌な顔せず対応してくれたことには感謝しています。僕なんかよりよほど大人だ…

あと女装可愛いじゃねぇかよ。出場者より可愛くてどうすんねん

 

審査員の方々

僕らの演技、いかがだったでしょうか…?点数として受け取ったけども詳細な感想を聞きたくてたまりません…

0番目の演技も素晴らしかったです。あれがあったお陰でのびのびと演技をすることができました。

演技後の控室ではお褒めの言葉が頂けて嬉しかったです(語彙力が小学生なので嬉しかったしか言えない)。ありがとうございました。

 

見に来てくれた方々

 

見に来てくれてありがとうございました。高い観客点がもらえたのも、皆さんの声援あってのことです。

当日、ステージの上から全員の顔はわからなかったけど、声とかしっかり届きました。おかげで笑顔を忘れずに演技することができたと思います。

 

最後に

ここまで長い事文章を書いたのは初めてなのでそろそろ頭がパンクしそうです。キーボードを打つ手も疲れたよ!

まとめも謝辞もしたので、もう何も言うことはありません。

 

来年の演技、期待していてください!!!!!!!

 

あとみんな参加してね。特に調布祭で女装に目覚めたみんな

*1:知る人ぞ知る(もう大抵の関係者は知ってそう)超神環境。ここ無しでは生きていけない身体にされてしまった。

*2:ミスコン出場で単位を認めればミスコンの活性化につながるのでは?

2018年度ミスコン直前レポート

こんにちネギネギ!(新潟ご当地アイドルの挨拶)

現在(留年のかかった)再履科目の授業を受けていて暇なので、今年度のミスコン(舞台部門に絞ります)についてお話したいと思います。

 

まずは軽いご紹介をば。

 

調布祭ミスコン企画

日時 11/25(日) 17:00~20:00

場所 青空劇場(保険管理センターからちょっと行ったとこ)

 

予選は各団体6分の演技を行い、

女装点、女子力点、パフォーマンス点、観客点

の4要素で評価され、点数の高い上位2組が決勝へ進みます。

昨年とは異なり、観客の皆さんも評価が可能になりました。

 

ここからは勝手に各団体様をご紹介します。

(ダメだったら削除しますので言ってください)

 

出場者 5団体

 

1団体目 I contact

 

 

去年“電通大三界大戦”という同じチームで演技をさせてもらったしのくんです。

去年から可愛さを存分に発揮していて、「この子を相手にしたくないなあ」と思っていました。相手になっちゃった!

 

2団体目 ダークイルミネイト(私達)

 

 

僕達の団体です。2人で出場します。チーム名の通り飛鳥ちゃんと蘭子ちゃんです。僕は飛鳥になります。

このミスコン企画はキャラが電通大に入学しがち

 

3団体目 電気通信大学付属高校

 

 

昨年の写真部門優勝者さんです。つまり電通大で1番可愛い。そのミス電通大さんが舞台部門にやって来ました。

初出場ながら貫禄を感じさせるその存在は恐るべし。

 

4団体目 カドワナルカ楽劇団

 

 

去年息の合ったダンスで圧巻のパフォーマンスを魅せてくれたお二人が、今年は劇でのご出場です。

かなり本格的に企画を進めていらっしゃったので、ワクワクしています。

 

5団体目 シンデレラガール

 

 

僕が入学するずっと前からミスコンに出場なさっている大ベテランさん。昨年の舞台部門優勝者さんです。つまり(ry

デレステのイベ予告風の宣伝から伝わってくる情熱。同コンテンツ演者として注目です。

 

 

さて、我々はこの錚々たる面子に可愛さで挑むには無謀すぎたので、ダンスの面を磨きました。

可愛さというより、女の子のクールでビューティーな面を前面に出したセットリストになっているので、そちらに注目して頂けると嬉しいです。

セットリストはTwitterにも公開しているので、コールの予習などは今のうちにしておけよな!

特に家虎民に朗報!!

予選1曲目のTPと決勝2曲目のTupilのサビ前には家虎チャンスがあるぞ🏠🐯

 

まだ完璧と言える出来には仕上がってませんが、残り5日、本番は皆さんに最高のパフォーマンスをお見せできるように全力を尽くします。

 

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

闇に飲まれよ!(役が違う)

思いつきでサークル参加する方法

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みなさんこんばんは。只今実家の新潟に帰省してきています。

写真はほたてです。

僕とは関係ありません。

 

今回は先日開催されたC94、夏コミについてお話します。

 

まず今回僕は初のコミケ参戦でサークル参加させて頂いた訳ですが、見切り発車での企画立ち上げからそれは始まりました。

なんだかんだ言って2時間半で300部完売という嬉しい結果を頂けたので終わりよければすべてよしみたいな感じですね。ありがとうございました。

 

それはさておき、夏コミ終わった後のTwitterのTLを眺めると、「サークル参加したいわね」という声が多く見られました。

 

ならしよう。

 

したいならすればええやん。

俺はそうしたけど、君は?

 

今回はそんなみんなの背中を後押しするような内容として、いかに突発的サークル参加を実現したか、軽く書きたいと思います。

 

企画立ち上げ

今回僕は合同誌の企画を立ち上げてみました。

そもそも事の始まりは、とある方の「〇〇ちゃんの合同誌出ないの?」という軽いツイート。

それを見て、「じゃあ出すか〜w」とツイプラを設立。ここまでの思考時間コンマ数秒

 

その企画を立ち上げたのはまだ9月で、参加申込の時間的にも参加できるのが夏コミだったため、募集期間は1ヶ月以上設けていました。

「身内が数人集まればいいな〜」と思っていて、実際参加者も募集を締切る数日前まではチラホラだったのでこんなものかと。

ただし全くそんな事では終わらず、募集最終日に参加人数は爆上がりして27人に。中には界隈の重鎮さんも顔を並べていて震えたのを覚えています。

(締切後も参加者は増えて最大時には30人にまで達しました。後日都合等で最終的に28人になりました)

思いつきで立ち上げると、取り返しのつかないことになります。覚悟は決めよう

 

準備

さて、めっちゃ人数も集まったので張り切って企画を進めました。

参加者同士のコミュニケーションにはdiscordを使いました。discordを知らない人にも無理やり始めさせました。スマホPC両方で使えるツールがいいよね!

今回は合同誌だったので、参加者の皆さんには、「イラストを1枚お願いします」とだけ伝え、自由にやってもらいました。

嘘です。しっかりと詳細まで伝えた方が、かえって参加者の方々も嬉しいと思います。

僕の場合、

  • イラストを1枚お願いした
  • 提出場所、フォーマットの指定
  • 締切の提示

とまあこれでもざっくりはしてますね。これくらいを伝えて、あとはのんびりしてました。

募集が大分早かったこともあり、締切には大分余裕を持たせました。僕も締切の1ヶ月前くらいには描き終えたよ

 

他には、

も参加者の中から募集させてもらいました。お二人共素敵なデザインにして頂けて有難い限りでした。

 

そんな中、主催として僕が1人で進めていたことは、

  • 参加申込書類の作成、提出

サークル参加のための申込用紙はどっかで売ってます。僕は通販で買った気がします

この申込用紙だったり参加申込には費用がかかるのですが、これは僕が1人で負担しました。まあ多少はね?

 

  • 印刷所の下調べ

世の中にはたくさんの印刷所さんが存在します。今回僕が選んだ印刷所さんは最終的には参加者の皆さんと話し合って別の場所になったのですが、資料の請求とか意外と大事です。やっておきたい

 

  • Twitter宣伝用アカウントの作成

僕以外もいじれる様に、パスワードは参加者のみんなで共有しました。ほかの人には結局数回しか使われなかったけどね

これも意外と大切。宣伝はしような

アイコンは暇な時に勝手に自分で描きました

 

とまあ初めのうちはやる事は少ないです。僕も途中では企画自体忘却の彼方だったりしました

 

締切が近くなってきたよ

はい。近くなってきました。ここからは割と大忙しでした。そんなでもなかったかも

 

  • 提出された原稿の確認

人間だもの、間違いはあるよ

指定したフォーマットに従ってない提出だとか、獣耳っ娘のしっぽを描き忘れてるよだとか、いろいろなミスがあります。直してもらいました。

今回は表紙担当の方にダブルチェックをお願いしました。自分の気づかなかったミスが意外とボロボロ出てくるので、これも大切です。

 

  • 使用許可

著作物なので一応権利は尊重しましょう。表紙デザインが今回は全員の原稿を使うものだったので、使用許可は一人一人頂きました。

 

  • 未提出者への催促

一番大変でした。参加者にも都合があるから仕方の無い事です。絶対に締切には提出出来ない方が出てきます。これも見据えて締切は設定しましょう。

参考までに、今回は締切から1ヶ月後にようやく原稿が揃いました。

 

  • 印刷部数の決定

Twitterの反響等を見て、どれくらい刷るか決めました。割とざっくり決めたような気もするけど、委託とか今後の展開をするかどうかでだいぶ変わってくるので結構話し合いました。

 

原稿が揃ってから

ここからは主催大忙しです。

 

  • 提出データの作成

印刷所さんに印刷を依頼するにあたって、提出様式に従った形に原稿を編集する必要があります。

目次や自己紹介ページ、あとがき等自分でデザインを作る仕事もあります。

そういうものに使う素材は、僕の場合クレジット表記の要らない利用が楽なものを使わせて頂きました。

参加者の原稿を引き立たせつつも魅力で負けないようなレイアウトを頑張って作りました。

提出の際にはpsd形式のファイルが一般的になるので、それが弄れるソフトは欲しい

 

  • 印刷費の徴収

今回は参加者全員で印刷費を割勘する事になっていたので、全員から僕の銀行口座に振り込んでもらいました。本名が全員にバレるよ!

お金の関わることは大切に。

 

僕は今回集金が間に合わなくて印刷所さんにお願いして支払期限を少しだけ延ばしてもらいました。もっと余裕を持って集めたいものですが、費用が確定するのが注文後なのでなかなか難しい。立て替える余裕も欲しいですね

 

当日直前

さていよいよ当日に向けた準備を。

 

  • 売り子さんの募集

1人で全部やるのは無理だよ。当日お手伝いしてもらえる人を募集しました。

サークルチケットは3枚もらえるので、2人募集しました。彼らのおかげで僕は買い物が出来ました(クズ)

 

  • 打ち上げの企画

みんな大好き打ち上げ。今回は主催たる僕が打ち上げに参加出来ないとかいうやべえ事になったため、企画は別の方にお願いしてました。僕も行きたかったわ

 

  • 参加者のスペースの確認

参加者の皆さんには挨拶回りや献本をしたかったので、どの参加者がどのスペースにいるのかチェックしました。

幸い、界隈の島があるのでほとんどは近場に固まってくれています。

 

  • 設営グッズの購入

いろんなサイトを参考にして、どんな展示にしようか楽しみながら作りました。いろいろな物が100均で揃うので、これは2,3000円程で揃いました。これも全て自費で

 

  • お釣りの用意

今回は頒布値段が1000円だったから意味は為さなかったけど、万が一の為に2,3回お釣りが出せるような状態にはしておきたいものです

 

当日

当日になりました。前日は緊張と楽しみで眠れなかったよ

 

  • 売り子さんとの合流

今回は僕がサクチケを持ってたので、全員で集まってから入場せねばなりませんでした。

人混みの中で人を探すのは大変でした。それだけ

 

  • 自スペースへ

隣の方や近くの方には挨拶をしましょうね。ここで自分の中で架空の存在だった神絵師達が確かに現世に存在する事が明らかになりました。

 

  • スペースの設営

グッズ買った時に想定してた形にするだけです。たのしい

それと、取り置き分や参加者への献本分はこの時にしっかり別で置いておきましょう

 

  • 挨拶回り

先程言った通り参加者や知り合いに挨拶に行きました。コミュ障なので会話をするのは難しいかったです。

 

  • 開場後

ただひたすら売るだけです。中にはフォロワーさんとか知り合いが来てくれます。楽しくおしゃべりも程々に、混雑だけはしないよう気をつけましょう

受け取ったお金やお釣りの確認も一応入念にしました。

 

最終的には先程言った通り、わずか2時間半で用意した300部が完売しました。嬉しい限りです。全員で作り上げた本が売れていくのはほんとうに気持ちが良かったです。

 

終わった後

主催にはまだまだ仕事が残っています。

 

  • 出納帳の作成

同人活動とはいえ、商売をするわけなので、税務署からつっこまれる事があるそうです。

そこで脱税のうたがいをかけられないためにも、収支はしっかりとまとめておきました

 

  • 売上の計上

大量の1000円札を1枚1枚数えました。

今って自分で数えてからじゃないと銀行で扱ってもらえないらしいので注意してください。

今回は数えた数と実際が1枚違くて悲しかった

 

  • 売上の分配

印刷費が割勘だったので、売上も分配します。今これを書いてる地点ではまだまだ分配しきれていないけれども、これもお金に関わることなので丁寧に行いましょう。

 

  • 献本

これも今これを書いてる地点では全く進んでいないけれど、会場へ来られなかった方にしっかりと郵送で献本を。僕はこれから頑張ります

 

 

ーーーとまあ大雑把に覚えてる範囲ではこんな仕事がありました。

めっちゃくちゃ無知の状態から始めたにも関わらず、しっかりと仕事ができた(ミスも多かった)のは、合同企画で周りからのフォローもあったお陰です。

 

こんな僕でもできたのだから、みんなもできる!さあサークル参加しよう。

正直コミケに魅力を感じていなかった僕でも、

めちゃくちゃ楽しかったです。

モチベーションだだ上がりです。今現在次にサークル参加するサクカ描いてます。

 

僕の座右の銘(?)である「やりたいならやれ」をしっかりと実行できたいい経験でした。

 

段取りは話せたし、次は買ったものとか用意したものとか、具体的にどんな準備したか話したいなあとは思ってるけど、そのへんは需要があれば。

 

サークル参加したいけどアレが分からんとかいう人は、是非僕に。

見切り発車で突っ込んだ僕がそんな視点で教えちゃいます。

 

あー、早く次のコミケになってくれ。

超ざっくりメイキング

どうも。とある原稿の提出待ちで暇なオタクです。

 

あまりにも暇すぎるオタクなので、この時間で今日描いたイラストのメイキングを超簡単にまとめてみたいと思います。もう少し詳細が気になる人はラブコールをくれれば調子に乗って詳細なものを書くかも。

 

まず今日描いたイラストがこちら。

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キズナアイちゃんです。新衣装可愛い!

今回はギャルゲ塗りだとかそういったのじゃなくて、「パッキリ塗り」(正しい名前が分からないので僕はこう呼んでる)です。まあアニメ塗りに分類されるのかね。

こういう絵柄のメイキングって意外と少ないんですよね。基本的なところなのに

まあ今回は細かい部分にはあまり触れずに、「どんな感じで絵ができていくのか」を説明したいと思ってます。

お絵描きマンは「そんなの知ってるわ。てか下手くそかよ」と罵って、

初心者マンは「こうやって進めていけばいいのか」と参考に、

絵描かないマンは「アイちゃんかわいい」と思っていただければと思います。

 

1.アタリを取る

まずは、キャラにどのようなアングルからどのようなポーズを取ってもらうか、ざっくりと決めてしまいます。

これが「アタリ」と言われるものなのですが、まだ体っぽい体は描かずに、簡単な図形で空間取りをします。

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ぼくのアタリはこんな感じ。体を箱で、腕や脚は棒で、関節を丸で描きます。

アタリの取り方は本当に人それぞれなので、みんな違った取り方をしてると思います。

この作業で、構図や身体のバランスが決まります。

僕の場合、キャラは6頭身です。

頭1つ目:頭

頭2つ目:腰まで

頭3つ目:股まで

頭4.5こ目:膝

頭6つ目:かかと

といった具合です。

ここをすっ飛ばすと意外と描くのが難しいです。これを飛ばして自らの勘で描くのがよく言われる「手癖ドローイング」というやつです。俺にはできない

 

2.肉付け(ラフ)

先ほど描いたアタリに肉を付け、ラフと言われるものを作っていきます。

大体の方はこのラフの後に下描きをするのですが、僕の場合ラフと下描きは一緒に済ませちゃいます。面倒だもの

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このように先ほど取ったラインを参考に肉が付きます。大分人間らしくなりました

ここでは、人間の体の基本に加えて、おっぱいと体の中心線を描いています。いつもぼくはこうしています

大体のお肉を付けたら、そのまま服を着せたりカツラをかぶせたりします。

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こんな感じ。ちなみに下描きって線がある程度誤魔化せるので、個人的には描き上がりよりもこの段階が一番可愛く描けます。

よく聞かれるのが、「身体の形って描くの難しそうだし、水着とか裸って難しいんじゃないの?服でごまかせるからそっちの方が簡単でしょ?」という内容。これが実は全く違くて、服を着せるにしても裸は描かないといけないので、むしろそっちの方が工程が一つ減って楽なんですよね。

この段階では、まだ細かい変更があるかもしれないので、腕とかに隠れている部分も消さずに残しておきます。

 

3.線画

いよいよ形に残る部分を描いていきます。まずは線を描きます。

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このように、先ほどとは気合の入り方が違います。

線はできるだけ1本で、途切れ目がないように。穴が開いてると色塗りの時大変不便です。

基本はさっきの下描きに従って、たまに変更なんかしながらなぞっていきます。今回は大きな変更はありませんでした

線の一本でも、強弱をつけて線にメリハリを持たせます。

例えば、髪の重なる部分や身体の単純な部分は太く。髪の先や身体の複雑な部分は細く、など。最近のペイントソフトは優秀で、描いた後に線の幅を変えたりできるのでそれでちまちまいじっていきます。

僕の絵柄では、線は割と太くします。細いと落ち着かない…

 

4.色塗り

色を塗っていきます。

まずは「下塗り」、バケツツールを使ってバシャバシャとベースの色を置いていきます。線を閉じないとここで不便

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こんな感じになりました。ここは多分だれでもできるんじゃないかな。

色合いとかも後で調節するので、今はそんなに気にする必要はありません。

ただ、白い部分だからと言って何も塗らないとかはありません。白い部分にもしっかり白を塗ってあげます。

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まあ基本はこのように透明な部分は白と灰色のチェック模様になっているので、白=何も塗らなくていい、の発想は出ないと思います。白と灰色のチェックが透明に見える、というネタはTwitterでもちょくちょく見かけます

ベースが塗り終わったら、いよいよ影を付けていきます。ここでイラストの印象がぐっと変わります

僕の場合はまずは目から塗ります。ここが一番楽しい

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まずは、中心に円形、上半分、そして真ん中あたりにベースより濃い色を塗ります。

目の周りと中心の間にあるシュッとした線は描くとより目力が出る気がします。

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次にスクリーンモードで、真ん中にベース色と同じ色を置きます。そのレイヤーの不透明度は50∼70%くらいにしておきます。無くてもいいような気はしてる

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目の下に反射光を入れていきます。

青色の瞳なので、今回は加算発光レイヤーで黄色に塗りました。

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目の上側に、瞳色とは全く関係ない色を入れます。青の場合はピンクを入れたい。

なんか補色関係とかいろいろあるらしいですが、僕はよくわかりません。入れたい色を入れます。僕は「遊び心」と呼んでいます

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最後に一工夫。目の下側に、覆い焼き発光れれイヤーで真っ白に塗ります。

そのレイヤーの不透明度を20%に下げると、輝きが増します

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こんな感じ。よくわからんね

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目が終わったらもうあとは適当にぬりぬりしていくだけです。

陰になるところにはベースより濃い色を。暗い色ではなくあくまで濃い色。黒を足すだけだとくすんで見えるよ!なので僕は赤とか紫を混ぜます。

光の当たるところには、ベースより明るい色を。僕は加算発光レイヤーにしちゃってベースより少しだけ白い色を乗せたりします。

あとはベースに少しだけグラデーションを入れたりして、単調さを取り除いていきます。下に行くにつれて青や紫がかっていくようなグラデーションをかけると、きれいに見える気がします。

そして意外と重要なのが肌の塗り。肌色はもちろん上のようなものなのですが、実際の人間の肌はもっと血の気を帯びています。そのため、赤を混ぜた色を所々にほんのりと乗せていきます。するとこんな感じ

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一気に生きてる感じが増したでしょ?

特に顔周りは朱が大切。頬を朱に染めるだけでぐっと色っぽくなります。

よくおえかきを始めて間もない方(僕も言うほど歴は長くないですが)の肌の影を見ると、くすんでしまっていることが多いです(下の図のような)

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肌の影の色を変えただけですが、それが違うだけで、ここまで死人らしくなってしまいます。やはり女の子は生き生きしていた方が魅力的です。

その決め手がやはり「血の色」なのです。先ほども言いましたが、影だからといって黒を足すだけは絶対にやめましょう。

デジタルおえかきの場合、「色調補正」なるもので色味が簡単にいじれちゃうので、色を塗り終わったらそれを使って全体の色味を整えます。

5.仕上げ

作業も大詰めです。

先ほど色を塗ったものに、全体的に補正をかけてあげます。

その絵を表示するモニタが違うだけで大分色が変わってしまうので、今見えている色を信じてはいけません。

最近はやはりスマホで絵を見る人がほとんどですから、僕の場合はスマホに絵を送信してモニタに映る色を確認しながら色調補正をします。大体もう少し鮮やかさが欲しくなる

あとは、「反射光」を加えたりします。

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光って、光源から来るものじゃなくて、床に当たって反射してくるものもあるんですよね。それを描いておくと、絵にメリハリがつきます。

僕はだいたいエアブラシで髪の先とかに水色をちょちょいと加えたりします

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最後は背景です。やはり白背景だと味気ないので、後ろを豪華にしてやります

まず僕がやるのが、「ベタ線」というやつです。

まずキャラの周りの空間をすべて自動選択します。↓

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この選択範囲を反転させることで、色のある部分をすべて選択できました。

その後その選択範囲を3px拡張。するとこんな

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そこに線画と同じ色を塗ればベタ線ができます。

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周りが太く縁どられました。こうすることでより絵に力強い印象を持たせることができます

あとはなんか背景とか決めて完成。

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お疲れさまでした。

作業時間は大体

アタリ 30分

肉付け 1時間

服着せ 30分

線画 2時間

色塗り 2時間

仕上げ ちょっと

といった感じです。かなり筆が遅いのが悩みどころ

レイヤー数は106でした。今回は少なめでしたね

 

こんな感じで適当に書いていきましたが、意識していることはまだまだ山ほどあります。かなり苦労しています。特に僕の場合地べたに胡坐かいたりしゃがんだりして描いてるので腰に負担がかかります。

なので絵を描くことはかなり重労働であることはみなさん知っておいてください。タダで描いてもらおうなんて甘いぜ!(嘘。描いてって言われたら喜んでやります)

それでもとても楽しいものです。練習すれば誰だってうまくなります。僕は1年半描いていますが、まだまだ上手くなります(自画自賛

みなさんもぜひおえかきを始めて、自給自足生活をしましょう。

 

この過程のメイキングが詳しく見たい!という要望があれば、僕なんかでよければできる形で実現していきますのでお気軽にどうぞ。

 

おまけ 作業スペース 使用ソフト クリスタ

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